素朴な土の手触りや窯変が生み出す多彩な表現により、多くの茶人に愛されてきた歴史を持つ、日本六古窯の一つとして知られる備前焼。
出製陶の山本周作・領作兄弟は、祖父・山本陶秀(人間国宝)と父・山本出(岡山県重要文化財保持者)から正当な備前焼を受け継ぎながら、今の暮らしにふさわしい備前焼の在り方を日々模索しています。
そんな出製陶の、穏やかな休日や仕事終わりの一息つく大切な時間にそっと寄り添ってくれる銘品の数々をご紹介します。
ビールがいつもより美味しく味わえるビアグラス。 備前焼は表面に微細な凹凸があるのが特徴で、きめ細かい泡が長持ちするので香りを逃がさず、口当たりがクリーミーでまろやかになると言われています。 また、保冷性に優れていることから、ビールやジュースなどの冷たい飲み物は長時間冷たいまま楽しむことが出来ます。 たっぷり注げる大きめのサイズ感が嬉しいポイント。
ころんとしたフォルムと柔らかな色味が魅力で、小ぶりながら存在感のある盃。 備前焼は、ビールだけでなく日本酒も美味しくすると言われています。 その理由は、内部の微細な気孔によって生まれる通気性が、お酒の味をまろやかにするとともに、香りを立ちやすくするからだそう。 使うほどに手に馴染んで愛着が湧いてくるところもこの盃の特徴です。 また、花器としてお花を浮かべて、玄関のインテリアなどにもお使いいただけます。
どこか土っぽい温かさがあり、ナチュラルな風合いの一輪挿し。 シンプルなデザインは食卓にも馴染みやすく、心が落ち着いて毎日眺めていても飽きない魅力があります。 サイズは小と中があり、置く場所やインテリアとの相性に合わせて選べます。 季節の花を引き立ててくれるだけでなく、玄関先やダイニングテーブルなど、あらゆるところで心を和ませてくれます。
どの器も出製陶のロゴ入りシールが貼られた専用箱に入っているので、大切な方への贈り物にもぴったりの逸品です。 バレンタインギフトにもぜひ。