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アメカジの象徴、レッドウィングとリーバイスが集う特別な時間 | 小林代表・阿部ディレクターに聞く「875」の魅力

2026.07.15
アメカジの象徴、レッドウィングとリーバイスが集う特別な時間 | 小林代表・阿部ディレクターに聞く「875」の魅力の特集バナーです。

6月13日(土)-6月14日(日)の2日間、ジーンズファクトリー岡山店にて開催された、RED WING(レッドウィング) と LEVI'S(R)(リーバイス) のPOP UPイベント。
レッドウィングの「875」とリーバイスの「501」を軸に、ブーツとデニムを愛する人々が集まった今回のスペシャルイベント。
店頭ではフィッティングやカスタムを通して、長く使い続けることで深まるモノの魅力を改めて感じる時間が広がりました。
さらに、レッドウィング・ジャパン小林 由生代表と、アジアマーケティングディレクター阿部 聖也氏へのインタビューも実施。
イベントの熱気とともに、875が長く愛され続ける理由を紐解きます。

この記事の目次

「アメカジ」を象徴する2ブランド、レッドウィングとリーバイスのポップアップイベントを開催

ブーツとデニムが集う、特別な時間

ジーンズファクトリー岡山店にて開催された「RED WING & LEVI'S(R) SPECIAL POP UP EVENT」。
6/13(土)にはRED WING(レッドウィング)より代表の小林氏、アジアマーケティングディレクターの阿部氏、LEVI'S(R)(リーバイス)からは専属のテーラーを迎え、レッドウィングのフィッティングイベントとリーバイスの501カスタムイベントを同時開催しました。
ブーツとデニム。
アメリカを代表する2つのカルチャーが交わる今回のイベントは、オープン前から列ができるほど多くのお客様がご来店。
店頭では終日会話が絶えず、ブーツとデニムを囲む熱気に包まれていました。

両ブランドのアイコンモデル「875」「501」にフォーカス

今回のイベントで中心となったのは、レッドウィングの「875」と、リーバイスの「501」。
ブランドを象徴する2つのモデルは、長い歴史を持ちながら今なお多くの人々に愛され続けている名品です。
履き込むことで生まれる経年変化や、一人ひとりのライフスタイルによって異なる表情を見せる点も共通する魅力。
今回のイベントはそんな両モデルを軸に、それぞれのブランドが持つモノづくりの背景や楽しみ方を、店頭でじっくり体感できる一日となりました。

イベントレポート

LEVI'S(R)(リーバイス) | 自分だけの一本をつくる、501カスタムイベント

リーバイスブースでは、501をご購入いただいたお客様を対象にカスタムイベントを開催。
501の歴史を紹介するパネルや、ロゴ入りのミシン台が並ぶ店頭には、思わず足を止めて見入るお客様の姿も。
レザーパッチやタブの色を変更したり、ワッペンやスタッズを組み合わせたりと、思い思いのカスタムを楽しめる内容で、自分だけの一本を仕立てられる特別な機会となっていました。
スタッフと相談しながら真剣にカスタム内容を選ぶ方、完成した501を嬉しそうに眺める方など、会場のあちこちで笑顔が生まれ、カスタムを待つ時間までも楽しんでいる様子が伝わってきました。 また、イベントに合わせてLevi's Vintage Clothingのアイテムも一部展開。
話題の大戦モデルをはじめとした、普段店頭ではなかなか見られないアイテムも並び、多くのお客様が興味深そうに手に取られていました。
一本の501を選ぶだけでなく、自分らしい一本へと仕上げていく。
その過程そのものを楽しんでいただける、特別な時間となりました。

RED WING(レッドウィング) | 875にフォーカスしたフィッティングイベント

レッドウィングブースでは、小林代表と阿部ディレクターのお二人が店頭に立ち、お客様一人ひとりと直接対話しながらフィッティングを行いました。
お客様一人ひとりとコミュニケーションを取りながら、専用の計測器で足のサイズを測り、ベストなサイズやモデルをご提案。
「普段どんなスタイルで履かれますか?」
「厚手のソックスは履かれますか?」
そんな会話を重ねながら、履き方や経年変化の楽しみ方まで丁寧に伝えられる様子は、普段の買い物ではなかなか味わえないこの日ならではの特別な時間となっていました。 売り場には875を中心とした豊富なラインナップに加え、履き込まれた875のエイジングサンプルも多数展示。
同じ875でありながら、一足一足まったく異なる表情を見せるエイジングは圧巻。
それぞれのブーツから履き手のライフスタイルや過ごしてきた時間が自然と伝わってくるようでした。
新品の875と見比べながら「ここまで変わるんですね」と驚きの声が上がる場面や、スタッフとブーツの育て方について話し込む姿もあり、875というモデルが持つ奥深さを改めて感じる場面でした。 さらに今回は、通常取り扱いのないジッパーユニット付き875も登場。
既にレッドウィングを愛用されている方々からも高い関心を集めていました。

会場を包んだ熱気と対話

ブーツとデニムを囲んで生まれた会話

今回のイベントで印象的だったのは「会話」の多さ。
501のエイジングや、カスタム内容についてお客様がスタッフへ相談する姿。
小林代表、阿部ディレクターへ熱心に質問する姿や、お客様同士が自身のブーツについて語る姿。
それぞれが自分の経験や、これからどんなふうに履き込んでいきたいかを自然と語り始め、店頭には終始会話が絶えませんでした。
ブーツやデニムをきっかけに人と人がつながり、「長く育てる楽しさ」を共有する――そんな、このイベントならではの時間が流れていました。

会場スナップ

レッドウィング、リーバイスを着用されたお客様のスナップ撮影を実施。
イベントに合わせて遠方から足を運ばれた方も多く、ブランドを愛するコミュニティの広がりや熱量を改めて感じる場面も。
当日の雰囲気を、写真とともにご紹介いたします。

レッドウィング、小林代表と阿部ディレクターにインタビュー

今回のイベントに合わせて、レッドウィング・ジャパン小林 由生代表と、アジアマーケティングディレクター阿部 聖也氏へインタビューを実施。
ブランドを象徴する875に加え、長年愛され続ける理由やブランドが大切にしている価値観、そしてこれからのレッドウィングについてお話を伺いました。
聞き手を務めたのは、ジーンズファクトリーエリアマネージャーの下元さん。
普段からレッドウィングを愛用する立場だからこそ聞くことのできた視点で、ブランドの魅力に迫ります。

小林 由生レッドウィング・ジャパン代表
アジア統括ディレクター

2006年にレッドウィング・ジャパンのスタートアップメンバーとして参画。その後、さまざまな要職を歴任し、20年より現職に。アジア統括ディレクターも兼任している。
Instagramアカウント:@yuki_kobayashi_202404

阿部 聖也レッドウィング・ジャパン
アジアマーケティングディレクター

大学卒業後、地元である宮城県で戸建て営業に従事。その後、アパレル業界に転職し、PR・バイヤーを経験。現在は〈レッドウィング〉のアジアマーケティングディレクターを務める。
レッドウィングジャパン・YouTubeチャンネルでも活躍中。
Instagramアカウント:@as71022
YouTubeチャンネル:レッドウィングジャパン

下元 弘明ジーンズファクトリー
エリアマネージャー

キャリア30年を超える、ジーンズファクトリーのベテランスタッフ。
エリアマネージャーとして勤務。50代のスタイリング術やモノ選びのこだわりをインスタグラムで紹介。
Instagramアカウント:@shimorix_

レッドウィング マーケティングディレクター 阿部さんに聞く、875とこれからのレッドウィング

レッドウィングにとっての875とは

――今回のイベントでは875にフォーカスしていますが、数あるモデルの中で、ブランドにとってどのような存在なのでしょうか。

今回、リーバイスさんと一緒にイベントを開催していますが、リーバイスさんで言えば、多くの方がまず「501」を思い浮かべると思います。
僕たちレッドウィングにとって、それが875です。
875は70年以上の歴史があるモデルですし、使用している革に関しても、製造の段階で選別される中で、特に良い革が使われていて。
品質としても、僕たちが自信を持っておすすめできる品番です。
選んでいただくことで「レッドウィングっていいな」と感じてもらえる、ブランドの魅力が凝縮された一足だと思います。

――まさに“これがレッドウィング”というモデルですね。

そうですね。社員でも持っていない人はいないんじゃないかな、というくらいです。
ファーストレッドウィングとして875を選ぶ社員も多いですし、ファッション業界の方々からも「やっぱり875はいいよね」と言われることが多いです。
一度通って、また戻ってくる。常にそこにある存在だと思います。

――90年代のブームを知っている世代にとっても、いろいろなモデルを通ったあとに、改めて875へ戻ってくる感覚があります。

875は、一つとして同じものにならないんです。履く人によってエイジングがまったく違う。
そこが楽しいところだと思います。

――自分だけの一足に育っていく感覚がありますよね。

はい。そこがレッドウィングらしさでもあります。

阿部さんにとって875は“ファンデーション”

――改めて、阿部さん個人にとって875はどのような存在ですか。

ファンデーションですね。
僕たちにとっての基盤です。
僕は会社の方向性や戦略を考える立場でもあるので、875がないと会社が成り立たないと感じています。
それを自分個人に置き換えても、本当に土台になっているものだと思います。

――まさにブランドのルーツとも言える存在ですね。

はい。そう思います。

2026年のテーマ「RE:ROOTS」に込めた、ブランドとしての想い

――今回のテーマである「RE:ROOTS」についてもお聞きします。このテーマには、どのような背景があるのでしょうか。

レッドウィングでは毎年、商品軸とは少し違ったテーマを掲げています。
その背景にあるのは、トレンドに左右されないブランドでありたいという想いです。
もちろんファッションブランドなので、最低限のトレンドは必要ですが、その中でもレッドウィングがどんな時代にも存在できるブランドでありたいと思っています。
今回の「RE:ROOTS」は、レッドウィングを履いている人自身が主役であるという考えが根底にあります。
レッドウィングを履くことで、少し勇気をもらえたり、タフな仕事の日でも「よし、頑張ろう」と思えたりする。そういう存在でありたいんです。

――ただ物を買うだけではなく、自分と向き合うきっかけにもなるということですね。

そうです。
「RE」は、自分ともう一度対話すること。「ROOTS」は、自分の根っこのようなもの。
日本語でルーツというと故郷を連想しやすいですが、それだけではなく、何かを選択するときに自分が大切にしている価値観のことだと思っています。
僕にとっては、それが憧れでした。
当時、木村拓哉さんがレッドウィングを履いていて、「あんなかっこいい人が選ぶ靴って、どんなブランドなんだろう」と思ったことがきっかけで。
そこからアメリカのブランドであることを知り、今なおアメリカで作り続けていることを知りました。
当たり前ではないことを、できる限り当たり前のように続けている。そこに誇らしさがあります。
だからこそ、ただ物を買うだけではない価値を含めたい。そういう意味を込めたテーマです。

トレンドを超えて、その人の人生に寄り添うレッドウィング

――レッドウィングは、たかがブーツ、されどブーツと言いますか、人それぞれの人生や価値観に深く関わる存在でもあると感じます。

人が主役である以上、トレンドに人は負けないと思っています。
旬な人はたくさんいると思いますが、たとえ旬が過ぎても、その人自身のかっこよさは失われないじゃないですか。
レッドウィングもそういう存在でありたいです。
スニーカーブームが来ても、何があっても、「やっぱりレッドウィングは自分にとって大切なものだ」と思ってくださる方が一人でもいてくれたら嬉しいです。
今日ここで出会った方が、10年後も履き続けてくれていたら、僕たちがここに来た意味はすごくあると思います。

変わらない軸と、新しいタッチポイント

――阿部さんはもともとファッションの現場にいて、バイヤーも経験されていますよね。トレンドの波を知っているからこそ、今の考え方にたどり着いているように感じます。

影響を受けているものが変わらないんです。
ずっと好きなものも変わらない。
だから、自分の軸を再認識できたという感覚があります。目移りが減ったというか。
もちろん、これまでたくさん買い物もしてきましたし、失敗もたくさんしてきました。そういう経験も影響していると思います。

――阿部さんが入られたことで、レッドウィングに新しい流れや考え方が加わった印象もあります。

個人的にも、そこは自分の社会人としての強みだったと思っています。
セールスポイントとタッチポイントをつなげること。
それがこれまでの仕事の中で培ってきた強みの一つだったので、レッドウィングともすごくマッチしたのだと思います。

5年後、次の世代へつなぐために

――これから先、例えば5年後のレッドウィングに対して、どのようなイメージを持っていますか。

5年後には、今の20代の方が30代になって、今の10代の方たちも大人になっていきますよね。
そのときに、僕たちの世代が上の世代を見て「かっこいいな」と影響を受けてきたように、今度は僕たちが影響を与えられる側にならないといけないと思っています。
そうすることで、ブランドは続いていくのではないでしょうか。
テクニカルな良さはもちろんたくさんあります。でも根底にある本質的な部分は、次は僕たちがかっこいい大人になることでつながっていくのだと思います。

――会社としても、ブランドとしても、そうありたいですよね。

はい。
ジーンズファクトリーさんに来ると、ベテランの方々がかっこよくいて、その中に若い方々がいるのがとても素敵だなと感じます。
僕もそうありたいです。
年齢を重ねたときに、若い人たちに何かを与えられるような存在になりたいですね。

――今回のようなイベントを企画していただけることは、私たちにとっても本当にありがたい機会です。

僕たちにとっても、とても意味のあることです。
直営店がないエリアだからこそ、実際に足を運んで、お客様や販売スタッフの皆さんと直接話せる時間はすごく大切です。
ジーンズファクトリーさんと一緒に、こうしてイベントを開催できることは、業界に対しても大きな一石を投じていると思います。
これからも、こういう取り組みを続けていけたら嬉しいです。

レッドウィング 小林由生代表に聞く、「875」とレディースモデル「3375」の魅力

女性が履くレッドウィング。「3375」に込められた魅力

――レッドウィングを代表する875はメンズモデルの印象が強いと思いますが、レディースモデルである3375には、女性の立場から見てどのような魅力がありますか。

そもそも875というスタイルは、レッドウィングを知っている方にとって、やはり一番代表的なモデルだと思います。ブランドのアイコンとして認知されている一足ですよね。
それは女性にとっても同じで、あの形を見ると「これぞレッドウィング」と感じていただけると思います。
ただ、これまではメンズモデルの小さいサイズを履くという選択肢が中心でした。
レディースモデルの3375は、875の形をベースにしながら、女性のために木型から作っているモデルなんです。

――見た目は875らしさがありながら、実は女性向けに設計されているんですね。

そうなんです。見た目では分かりにくいのですが、木型も違いますし、革の厚みも違います。
レディースモデルには、よりしなやかで柔らかく、それでいて丈夫な革を使用しています。
だから軽いですし、足なじみも優しいんです。
アイレットやステッチの位置も、同じように見えて実は細かく調整されていて。
女性が履きやすく、見た目もすっきり見えるデザインになっているんですよ。

――メンズモデルだと少しボリュームが出すぎるところを、女性が自然なバランスで履けるようにしているということですね。

はい。メンズの875だと少しチャンキーに見えてしまう場合もありますが、3375は女性が自分のバランスで履けるように作られています。
でも、見た目はきちんとレッドウィングのアイコンなんです。
女性がより女性らしくアイコンを履ける。そこが3375の魅力ですね。

フィッティングで大切なのは「かかとを起点に履く」こと

――875や3375を履くときに、気をつけているポイントはありますか。

これはご試着されるお客様にもよくお伝えしているのですが、履くときは「かかとを起点にする」ことが大切です。
レッドウィングのブーツは、作りとして中に少しスペースがある靴です。
つま先側に足が寄った状態で紐を締めてしまうと、かかとが浮いたり、履きづらいフィッティングになってしまいます。

――一度かかとをしっかり合わせてから締めていくんですね。

そうです。
かかとをしっかり合わせた状態で、最初のアイレットの締め具合を整えていくと、より良いフィッティングで履いていただけます。そこだけ意識していただければ、かなり気持ちよく履けると思います。

「RE:ROOTS」に込めた想いと、地方でのイベントから見えた意味

――今回のテーマである「RE:ROOTS」についてもお聞きしたいです。このテーマに決めた背景を教えてください。

実は地方でのイベントに参加させていただいたことがきっかけの一つになっています。
「RE:ROOTS」という言葉には、自分本来のらしさや、自分自身をもう一度見つめ直すという意味を込めています。
例えば東京にずっといると、日本や日本人、日本の文化について感じていることを、どこか忘れてしまう瞬間があります。
でも地方に来て、週末にイベントで現地の方々と触れ合うだけで、知っていたはずなのに忘れてしまっていた何かを思い出せるんです。

――自分の中にはあるけれど、普段は少し忘れているものに気づくような感覚ですね。

そうですね。地方に来ると、日本人が持っている丁寧さや、凛とした雰囲気、静かだけれど強い軸のようなものを改めて感じることがあります。
それは本当は自分の中にもあるものだけれど、普段は少し忘れてしまっているものなのかもしれません。
個人レベルでも、自分の本来の姿や、自分が大切にしていたものを思い出す瞬間はきっとあると思います。
そういう「ROOTS」のようなものをテーマにすることで、レッドウィングのキャンペーンを通して、一人ひとりが自分と向き合う時間を持っていただけたらいいなと思いました。
レッドウィングを履くことがきっかけで、「自分はこういうものが好きだったな」とか、「昔の自分はこうだったな」と思い出して、また素敵な日常を過ごしていただけたら嬉しいです。

対面だからこそ生まれる、自分自身を思い出す心に残る時間

――接客においても、その考え方はつながっているのでしょうか。

そう思います。販売する側としては、どうしても「この商品の良さをどれだけ伝えるか」に注力しがちです。
でも実は、お客様自身がそれを選んで、履いて、どうなりたいか。その商品をきっかけに、自分の新しい面や、「自分はこういうことをしたかった」「こういうものが好きだった」と思い出す瞬間があることが、とても大切だと思うんです。
そういう瞬間に、お客様は「買い物をしてよかった」と感じてくださるのではないでしょうか。

――商品を買うだけではなく、その先にある自分の価値観や日常につながっていくということですね。

はい。販売する私たち側も、お客様と一緒にそういうことを思い出せるといいなと思っています。

――今回、イベント前にはスタッフ向けの勉強会も実施していただきました。私たちにとっても、とても刺激のある時間でした。

こちらこそ、勉強会の時間を作ってくださって本当にありがとうございます。
スタッフの皆さんと対面でお話しする短い時間でしたが、そういう時間はとても心に響きます。
少し会話をしただけでも、その後に会場で目が合ったときに、まったく知らない人ではなくなるんですよね。
小さなことのようですが、そういうことが実はすごく大切で、大きな影響力を持っているのではないかと思います。

――お客様と触れ合う時間はもちろんですが、私たちのような販売スタッフと話す時間も、お互いにとって良い刺激になりますよね。

そうですね。ジーンズファクトリーさんは、中国地方を中心にとても素敵なエリアにお店を持たれていますし、毎年違う場所でイベントを開催してくださっています。
実際にその場所へ行くことで、「ここも本当に素敵な場所だな」と改めて感じることができます。今回も岡山でイベントができて、本当によかったです。すごく楽しかったです。

――岡山はデニムの街というイメージもありますし、アメリカンカジュアルの文化が浸透している場所だと思います。目の肥えたお客様も多い中で、レッドウィングとリーバイスが一緒にイベントを開催できたことは、私たちにとっても本当に特別な機会でした。

いいですよね、2つのブランドが一緒に並ぶというのは。とても楽しかったです。

小林さんにとっての875とは

――改めて、小林さんにとって875とはどのような存在ですか。

875は、その一足さえ履いてくだされば、レッドウィングの醍醐味をすべて経験できる一足だと思っています。
見て分かる魅力だけではなく、実際に履いて、経年変化して、自分らしく変化していく。その楽しさを一番体感できるモデルだと思います。
人によってまったく違うエイジングをするという点でも、レッドウィングの哲学を一番体現している一足ですね。

――だからこそ、これだけ長くアイコニックな存在であり続けているんですね。

はい。時代も世代も超えて、誰にでも馴染む。
それは、履いている人自身が主役になりやすい作りになっているからではないかと思います。

ポップアップイベントを終えて

レッドウィングの875とリーバイスの501。
どちらも購入した瞬間が完成ではなく、履き込み、穿き込みながら、自分だけの一足、一着へと育っていくアイテムです。
今回のイベントでは、ブーツやデニムそのものの魅力だけでなく、それらを長く愛用する楽しさや、ブランドが大切にしてきた価値観に直接触れることができました。
会場では、お客様同士やブランドスタッフとの会話が自然と生まれ、「どんなふうに育てようか」「何年履いているんですか」といった言葉があちこちで交わされていたのがとても印象的でした。
ブーツやデニムをきっかけに、人と人がつながる。
そんなブランドの魅力を改めて感じられる、特別な一日となりました。

ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

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