SPECIAL GRAMICCI PANTS
こんなにいいモノ、
本当は他の人には教えたくない……。
いや、編集者としてこんなにいいモノを
伝えないわけにはいかない!
そんな禁断のブラックボックスのごとき名作を、
高知の名店から解き放っていく、
ミツキのブラックボックス。
今回のテーマはパンツ。というかグラミチ。
Beginブランドディレクターの私、ミツキも
グラミチは10代の頃から大好物ですが、
いや~、おったまげました。
グラミチには数多のモデルがあるけど、
ジーンズファクトリー別注は
こんな良作揃いだったなんて!
正直、微差こそ大差なグラミチとして、
心のうちにしまっておこうとも思いましたが、
モノ&ファッションを生業とする者として
後ろめたい……。というわけで、
知らなきゃ損な高知名物のグラミチ、
大解放いってみよ~!
1本あれば鉄パン
何にでも合う最強の存在




シルエット、ファブリック、
使い勝手のバランスがよすぎる!
まずジーンズファクトリーでハートを射抜かれたグラミチがコレ、別注のエブリデイパンツ。その名の通り、「毎日でも穿きたい」をコンセプトに型から(一から)別注したモノなんだけど、とにかくシルエットが秀逸。下のモデルカットが手っ取り早く説得力があって、スマートだけど、細すぎずテーパードもキツくない。丈感もちょうどよくて、トップスもシューズも選ばない。そして生地はウール調のポリエステルを使うことで、大人のカジュアル、キレイめな格好にもスマートに自然体で装えるのだ。ご存知の通り、グラミチはクライミングが出自で、カジュアルなパンツだけど、エブリデイパンツはジャケパンスタイルや革靴にもシレっと合わせられて、まさに大人のエブリデイに対応。ミツキはパンツがコーディネートの基本軸と思っていて、エブリデイパンツはまさに日々の装いにこのうえない存在になると思う。代名詞のウェビングベルトによって、サクッと出掛けられるのもいいし、モノトーンにまとめたランニングマンのロゴも着回しやすい。ホント、1本あれば鉄板、着こなし迷子にならずに済みますよ。
新型のデニムもいい味♡


単にデニムってだけじゃなく
細部に気が利いてる
2024年に登場したエブリデイパンツ。はじめはナイロン素材だったんだけど、上のウール調のように、今季は素材のアレンジも嬉しい見所! よりカジュアルに男っぽく穿けるデニムも登場しています。しかもリアルでやりすぎ感のないヴィンテージ顔がまたいい。この顔付きで、着心地楽チンなストレッチデニムってのも、エブリデイに嬉しいんだよね♪ またウェビングベルトを白(ワンウォッシュは移染を防ぐためにグレーに)、ランニングマンをパープルにして、デニムの色落ちとのコントラストが絵になる。着こなしの鮮度も、さりげな~くフレッシュに見違えるんだよね。
秋冬STYLEを楽しむなら、細畝コーデュロイ


近頃の暖冬コーデにも
最適なパンツになる
もう一つの新素材がコーデュロイ。細畝タイプで品よく、秋らしいウォーム感を演出するにも、これまた嬉しい素材のアレンジです。生地はコットン100%で、コーデュロイ独特の経年変化の表情を楽しむことができます。ウェビングベルトは生地と同色として、ヨーロピアンなシックな雰囲気が感じられるのも、巧みなアレンジなんだよな~。モデルカットのように、ハンティング調のジャケットにも相性抜群だしね。また表情に温かみのあるコーデュロイパンツは、ライトなアウターとの季節感あるバランス取りが◎。最近は冬が短く、秋が長くなってきてるし、暖冬なコーディネートにも素晴らしい活躍が見込めますね。
好みに合わせて選べる
JEANS FACTORYの
“特別なグラミチ”❶
「洒落てる!」とわかりやすいシルエット
より個性を演出するなら
ガツンとワイドストレート
良作揃い!っていうにはまだ続きがあり、それぞれのスタイルや好みに応じた1本が見つかるから。こちらは穿くだけで、着こなしに今どき感を注入できるワイドパンツです。シルエットはガツンと硬派なワイドストレート。数年前から一世を風靡してる、ワイドテーパードじゃないところにも、ジーンズファクトリーの見識を感じさせますね~。素材はデニムとウール調。デニムは、90sやストリートライクな着こなしが好みな方にうってつけ。ウール調はウェビングベルトを生地と同色にして、ワイドシルエットならではのドレープも映える1本。モードなムードで穿けて、ランニングマンとのコンビネーションも鮮度たっぷりなんだよな~。
好みに合わせて選べる
JEANS FACTORYの
“特別なグラミチ”❷
「美脚を地でいく」なシルエット
ルックス以上の
ポテンシャルも要CHECK!
シャープな美脚シルエット。でも動きやすくて楽チン。秋冬に快適な温かみも欲しい。そんなワガママさんの煩悩を叶えてくれるのが、テックニット スリムパンツ。見ての通り、スラッと美脚を地でいくシルエットだけど、動きにくさは一切なし。素材はストレッチ性抜群のニットジャージーで、ノンストレス。ジャージーに空気を含むから、ほっこりする温もりまで備えているのだ。系統の似たジャージー、スウェットパンツってウエストはドローコード仕様が多いけど、グラミチは持ち前のウェビングベルト付きで、煩わしさなく着用時の安心感にも優れてる。だからレジャーやアウトドアでもアクティブに使える。美脚だけじゃない、使いミチがいろいろってのもお見逃しなく!



Begin クリエイティブディレクター
光木拓也
1977年生まれ。ワールドフォトプレス『monomagazine』編集部を経て2006年に世界文化社(現・世界文化ホールディングス)入社。以来『Begin』一筋で主にファッションを担当。2017年~2021年まで同誌編集長を務める。現在はメディアをまたいで新規事業開発に注力。座右の銘は“中坊マインド”。
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