2025.09.28
今回ご紹介するのはこちら、
【LEVI'S® VINTAGE CLOTHING】 501
ジーンズファクトリーでは、取り扱いのある年代は
33・44・47・55・66モデル
並べてみました!
比較すると、
こんなにも生地やステッチが年代によって違うのが分かると思います!!
早速ですが、
これら全部を穿いて比較していきたいと思います。
※左上から右下にかけて太くなっています。
細 ↔︎ 太
47・44・66・55・33
※上から 47→66 →33 とワタリ幅と裾幅を比較。
※全て30インチで比較
こんなにも幅が違うのが写真で分かるかと思います!
細い47モデルと太い33モデルを比較すると、モモが約3.5cmも違います!!
次は、モデル別に背景やディティールを見ていきましょう!
①1933モデル
当時、ベルトループなど目新しかった要素と、シンチやサスペンダーボタンなどの伝統的なディティールが融合しているのが特徴なモデル。
②1944モデル
第二次世界大戦時代は資材節約の為、リベットやバックウエストシンチが省略、フロントボタンは月桂樹やブランド印のないボタン、ペイントのアーキュエットステッチなどが特徴。アメリカ政府から金属・布地・糸を取り除き、商品の簡素化を要請した背景があります。
③1947モデル
第二次世界大戦が終わり、商品の簡素化の要請がなくなった為、リベットなどお馴染みの501のディティールが戻ってきたのと同時に、シルエットもスリムフィットになり、シンチバックやサスペンダーボタンなどの余分なディティールを削ぎ落としたデザインに!バックポケットのアーキュエットステッチはペイントからステッチになり、技術の向上でステッチが均一なサイズとデザインでバラつきがなくなった。
④1955モデル
バイカースタイルを代表するジーンズ。腰回りはあえてフィットさせず、レッグ部分を大きめにカットした、角ばったシルエットが特徴。レザーの代わりにレザーを模した紙製のTwo Horse Pullが初めて導入された。
隠しリベットが廃止され、バータック(カンヌキ)仕様でビックEのタブを併せ持つモデルは66〜71年の5年間しか製造されてなく、ヴィンテージ市場でも人気なモデル。パッチに2つ501と書いてることから通称ダブルネームと呼ばれています。(501XXから501への移行期のモデルの為)※1966年、品質の高さが広く認知されたとして、丈夫なデニムを意味するXXの省略を決定。新しい501が従来の商品と同じことを示すため、501と旧品番の501XXの2つの品番を併記していました。
シルエットで選ぶのも、ディティールで選ぶのも、選び方は人それぞれです。
時代背景を知って穿くことで、さらに愛着が湧くと思います◎
是非、参考にしてみて下さい。