2026.01.23
児島で産まれたモモタロウ
異彩を放つデニム「モモタロージーンズ」が示す“スタンダード”の再定義 岡山・児島発、MOMOTARO JEANS。 日本製デニムを語るうえで、もはや説明不要のブランドですが、 2024年以降の動きは、これまでのモモタロージーンズとは少し違ったフェーズに入った印象です。 大きなリブランディングの中で掲げられたのは、 「次の世代に引き継ぐためのスタンダード」。 ヘビーオンス一辺倒でもなく、 極端なヴィンテージ再現でもない。 “穿き続けること”を前提に設計された、現代的な本気の定番です。 JEANS FACTORY MOMOTARO JEANS [モモタロウ ジーンズ] スタンダード ワイド 14.7oz ジップ ¥36,300 JEANS FACTORY MOMOTARO JEANS [モモタロウ ジーンズ] スタンダード ストレート 14.7oz ジ ¥36,300 JEANS FACTORY MOMOTARO JEANS [モモタロウ ジーンズ] スタンダード デニムジャケット 14. ¥45,980 JEANS FACTORY MOMOTARO JEANS [モモタロウ ジーンズ] スタンダード デニムジャケット 14. ¥45,980 スタンダードストレートという、最も誠実な選択 数あるラインナップの中でも、 2024年以降のモモタロージーンズを象徴しているのが スタンダードストレート。 一見すると非常にベーシック。しかし、この「何も足さない」シルエットこそが肝です。 腰位置はやや高め、 太ももから裾にかけて無理のない直線。 野暮ったさも、過度なモダンさもない。 体型補正を狙うでもなく、 トレンドをなぞるでもない。 穿く人の生活に自然に溶け込むことを最優先したパターン。 結果として、 ブーツで裾にクッションを溜めてもよし、 ロールアップして耳を見せても破綻しない。 非常に完成度の高いストレートです。 生地と色落ち ― “特濃”をどう育てるか 2024年以降のスタンダードシリーズに使われる 特濃インディゴデニムは、 初見では硬さよりも密度感が先に来ます。 荒々しい縦落ちを狙った生地ではなく、 穿き込みと洗いを繰り返すことで 徐々に表情が立ち上がってくるタイプ。 ヒゲやハチノスも、 派手に出るというより「積み重なる」印象。 長く穿いた先に、深みのあるコントラストが現れます。 短期間で結果を求めるジーンズではありません。 むしろ、5年、10年と付き合う前提でこそ真価を発揮します。 縮みについて ― もはや“儀式”ではない ここは玄人ほど気になるところですが、 2024年以降のモモタロージーンズに関して言えば、 縮みを前提にしたサイズアップは不要です。 スタンダードストレートは 防縮加工(サンフォライズド)されたデニムを採用。 水洗い・自然乾燥であれば シルエットに影響するような縮みはほぼありません。 むしろ注意すべきは 「縮み」よりも「伸び」。 特にウエストは、穿き込みで確実に馴染んできます。 そのため、 最初から楽に穿けるサイズより、 ややタイト寄りのジャストが正解。 リジッドデニムにありがちな “洗い後の再調整”という概念は、 このモデルでは過去のものになりつつあります。 今、あえて選ぶべきモモタロージーンズ 2024年以降のモモタロージーンズは、 派手さや記号性を削ぎ落とし、 「穿き続けられるかどうか」に全振りした印象です。 スタンダードストレートは、 玄人にとっては物足りなく見えるかもしれません。 しかし実際には、 一番手元に残るタイプのジーンズ。 買った瞬間より、 数年後のほうが確実に好きになっている。 そんな一本です。
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