DOWN JACKET
こんなにいいモノ、本当は他の人には教えたくない……。
いや、編集者としてこんなにいいモノを伝えないわけにはいかない!
そんな禁断のブラックボックスのごとき名作を、
高知の名店から解き放っていく、ミツキのブラックボックス。
今回のアイテムは、冬を前に取りこぼしたくないダウンジャケットです。
ちなみにエディター目線による吉祥買い説として
魅せる「松」、
買って間違いのない「竹」、
懐にも安心感ある「梅」、
すなわちSHOW、CHECK、BUY~とお宝を開封していくので、
ぜひ選びの参考にしてみて♪
まずは着るだけで大人レイヤードが完成!?な
ブラックダウンから開けてみよ~!
2006年にイタリア・ミラノを拠点にスタートしたタトラス。
当初からポーランド産の上質な羽毛を使ったダウンアイテムを展開し、
日本でも一躍人気者に。アウトドアではなく
タウンユースを想定したダウンを手掛けているため、まさにSHOW!!!な
スタイリッシュなデザインと、日本人体型に合うシルエットで、大人っぽいダウンスタイルを楽しむことができる。
KEITIEケイティ
お洒落好きのダウン煩悩を解決する目ウロコなブラックダウン
ダウンジャケットのよさって、ダウンの存在感ある膨らみ、いわゆるロフト感がコーディネートにインパクトをもたらしてくれることですよね。それに羽織ってファスナーを締めるだけで、スタイリングが完結するのも楽チン♪ なんだけど、ちょいと単調に見える節もある。お洒落好きほど、そんな煩悩を抱えがちですよね? そこで目ウロコなのがタトラスのケイティなんですよ。なんとこちら、ボディはタトラスらしいスタイリッシュなダウンなんだけど、袖がニット。つまり袖を通すだけで、ダウン×ニットな大人なレイヤード感を演出できるんです。ちなみにこうしたデザインってちょいとギミカルに見えがちだけど、そこはさすがのタトラス。ダウンのシェルは落ち着きあるマットなナイロン、ニットはなんとメリノウール製と、共に上質な素材使いで品よくスマートに見えるのが素晴らしい。しかもニットは畔編み。タトラスのリュクスなファスナーと相まって、昨今大人気のドライバーズニットチックに“SHOW!!!”できるのもうまいんだよな~。
ニットは滑らかなメリノウール製で、極限まで毛羽を抑えていることで、チクチクしなくてめっちゃ着心地がいい! ファスナーの引き手や、スピンドルのチップにもタトラスオリジナルのメタルパーツを使っていて、大人っぽく映える引き締め役となっています。袖にはお馴染みのタグが付いていますが、よ~く見ると真ん中がクロスモチーフに。これはタトラスのなかでもひと際エレガンスを追求した「Rライン」の証なんだって~。
ジーンズファクトリーのタトラス人気ランキング
人気のタトラス・フリースを
微差こそ大差な「ぬくもりボア」に
NONEDOノネード
ココでしか買えない、
別注モコモコフリースも見逃せない!
じつはタトラスってボアフリースも大人気。てことで、ダウンじゃないけどこっちも開封しとかないと! ちなみに昨年、ジーンズファクトリーでは、タトラスのフリース「ネデード」が、代名詞のダウンに負けず劣らず大ヒットしていたんだとか。そして2024年はその「ネデード」をベースに、素材を“シープボア調の新素材”にて別注、その名も「NONEDO(ノネード)」。元々のネデードはもうちょっと凹凸控えめのボアフリースだったんだけど、ジーンズファクトリー別注「ノネード」のフリースは、よりレトロな雰囲気もあるモコモコボアで、空気を含みやすいから“よりポカポカ”。またハイマルチ糸という細~いポリエステル糸を贅沢に使っているから、ゴワゴワチクチクもせず、着心地もサイコーなんだわ♪ その気持ちよさは見た目にも明らかで、もしかすると「ちょっと触らせて~♡」てな、恩恵もあるかもね(笑)。
長めのスピンドルもアクセントになるデザイン。胸ポケの素材を切り替えた鉄板レトロなフリースデザインだけど、本作は“スエード調”のポリエステルを使っているから一段と大人っぽく引き締まる! フリースって子どもっぽくなりがちだけど、タトラスにはそんな雰囲気が全然ない。こうした微差も大差を生むんだよね。
モノ雑誌『ビギン』でもお馴染みの滋賀のダウンブランド。
もとは布団メーカーで、その縫製技術、
羽毛の目利きを活かしたシュラフとダウンアイテムを展開して、
今や押しも押されぬ定番ブランドに。ジーンズファクトリーでも
いち早くからセレクトしており、毎年の別注アイテムも楽しみな存在だ。
EXCLUSIVE HINOC DOWNエクスクルーシブ ヒノック ダウン
ジーンズファクトリーだけのハイブリッド!まさかの“オーロラ顔”な“洗練ヒノック”
買って間違いのない「竹」なダウンといえば、やっぱりナンガ。このナンガには2大鉄板素材があり、それが1「防水透湿性に優れたオーロラテックス」2「難燃素材ヒノック」。ただどっちも間違いないがなく大人気ゆえに、この2素材採用のダウンは街中でカブる事も(苦笑)。そこでご開帳CHECK~!なのが、ジーンズファクトリーで買えるそれ。こちらはジーンズファクトリー別注・ヒノック採用ダウンなんだけど、んん? な~んかよくみる“ヒノックダウン”とは雰囲気が違う……。じつはヒノックといえば、難燃素材って事もあって「キャンパー御用達、収納力豊富なポケットワークで、ギア感が強い」モデルが多数。それが本作は、素材はタフなヒノックなのに、ハの字の止水ファスナーが印象的な“オーロラテックスダウン”に見られるシンプルデザイン、特別に別注したフォルムになっているんです。まさに人気者のハイブリッド! 着回しにも間違いないとなれば、こちらジーンズファクトリー別注のが、都会的で俄然便利でしょ!? 街でも着やすく、キャンプでもガンガン着られる。しかもほぼカブり知らずのレア顔という、要チェケラなココだけダウンなんだよな~。
グレーがかったシックなブラックも、より都会的なムードに見える色使いでGOOD。650フィルパワーのリサイクルダウン「グリーンダウン」も十分あったかい。前立てはインラインのヒノックにはない、止水ファスナーを使っています。この光沢がまた、アーバンな雰囲気を後押ししていますね~。前立て首元にはフリースをあしらって、イヤ~なファスナーひんやりを防いでくれますよ♪
ジーンズファクトリーのナンガ人気ランキング
“オーロラ”に手を出しそびれていた人はジーンズファクトリーをCHECK!!
EXCLUSIVE AURORA-TEX DOWNエクスクルーシブ オーロラテックス ダウン
あのハの字ビッグポケットが蘇る
♂なオーロラ
ヒノック採用別注に加えて「オーロラテックス採用の別注ダウン」も必見です。現在のインラインと違い、「オーロラといえば、こっちの顔!」って思うファンの方も多いのでは? それがこの、大ぶりな止水ファスナーを使ったハの字のチェストポケットが印象的な、ミニマルデザイン。現在のインラインのオーロラは、チェストポケットが小ぶりになっていますが、ジーンズファクトリーではかつてのインパクトのある大ぶりチェストポケットにて別注。さらによりワイドシルエットにアレンジして、今っぽいガツンとしたダウンスタイルが楽しめます。インラインのオーロラはよりベーシックな雰囲気で、それも着回しやすいんだけど、より男っぽさを求めるならジーンズファクトリーの別注がオススメですね~! チェストポケットや内ポケットなどポケットも充実していて、手荷物の収納にも便利ですよ♪
袖のロゴは、赤の稜線ステッチがアクセントになるパッチで別注。フードはスピンドル付きでフィット感を調節でき、アウトドアユースにもバッチリ対応しますよ。品名のオーロラテックスとは、ナンガ独自の防水透湿シェル。つまりダウンの大敵である雨、水濡れにも強い、超本格スペックであることもお忘れなく!
1974年創業のアメリカのアウトドアブランド。
クリント・イーストウッド監督のアクション映画で、
マーモットのジャケットが着用され、一躍人気に火が付いた。
1976年には今日の防水透湿シェルのスタンダード、ゴアテックスを
いち早く採用するなど、先見の明にも優れていた。
現在もトップクライマーから厚い信頼が寄せられる存在だ。
RETRO DOWNレトロダウン
一周回ってこの顔がいい!
あのポケットワークもバッチリ再現
お買い得感ある梅なブラックボックスですが、ミツキ的には一番ブツ欲たぎる一品であります。というのもこちらはジーンズファクトリーとマーモットが何度も試作を繰り返して完成した、いま日本ではほとんど目にすることができない、ジ・アメリカンクラシックダウン顔だから! ミシュランマンのごときパツンパツンのロフトを誇るダウン。風の侵入を防ぐスタンドカラー。そして極めつけは、ウエストに隠れているポケット! 高い保温性を保つよう、表地がフラップのように被さっている作り、懐かしい~♪ 最近だとストリートな幅を利かせたダウンが人気だけど、大人にはちょっと手を出しにくい。ならば一周回り切って逆に新鮮に映る、アメリカ~ンなクラシックダウンが大人の正解な気がするわけです。それにこうしたアメリカンダウンはクオリティ的にも最高といわれていて、ジーンズファクトリーとマーモットはこの点も徹底追求。シェルにはこの見た目に反した軽さと防水性、そしてタフさにも優れたリップストップナイロンを使用。さらにダウンクオリティにも定評のある、マーモットの750フィルパワーの撥水ダウンを使い、温かさは抜かりなく、雨にも強い。それでお値段はなんと3万3000円って、思わず二度見モノ!! これこそまさに人にはあまり知られたくない、ミツキのブラックボックスなのでした。
これこれ~♪ 開口部がすっぽりとダウンが被さったウエストのポケット。ちなみに本作では往年のダウンにはなかったファスナーも加わっていて、現代的な進化も見られます。シェルの光沢も、これくらいあった方がレトロなパツパツ顔にはいいネ! 裾のドローコードを絞ると丸みのあるシルエットにアレンジでき、よりレトロなムードが加速しますよ。
ジーンズファクトリーのレトロダウンコーデランキング
Begin クリエイティブディレクター
光木拓也
1977年生まれ。ワールドフォトプレス『mono magazine』編集部を経て2006年に世界文化社(現・世界文化ホールディングス)入社。以来『Begin』一筋で主にファッションを担当。2017年〜2021年まで同誌編集長を務める。現在はメディアをまたいで新規事業開発に注力。“中坊マインド”を座右の銘に、既存の出版ビジネスを超えた制作チーム「ファンベースラボ」を率いるディレクターとして奮闘中。
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