JEANS FACTORY × BerBerJin藤原裕 × Warehouse&Co. × 土佐清水市観光協会

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JOHN MUNG DENIM PROJECTの第4弾が始動

幕末150周年を契機に2017年にスタートした「ジョン万デニムプロジェクト」。過去3度に渡って限定発売され人気を博した企画が2024年、完全リニューアルした第4弾として復活します。
プロジェクト第4弾は、JEANS FACTORYの創業年である「1984年」がテーマです。「JOHN MUNG DENIM」が100年続いて、日本のデニムシーンにあったなら…当時の事実をもとに、藤原裕氏が新たなセットアップをデザインしました。
今回も各販売店において数量限定の受注生産となります。
これまでの「ジョン万デニムプロジェクト」からの100年を描くストーリーとBerberjin藤原裕氏、Warehouse&Co.、JEANS FACTORYの3者が生み出した新しい「ジョン万デニム」を是非ご体感ください。

ジョン万次郎(1827-1898)

ジョン万次郎は、土佐清水市が生んだ、幕末の偉人。1841年、鎖国の時代に高知の宇佐湾から漁に出て遭難し、長い漂流を経たのち、アメリカの捕鯨船に救助され、そのまま船長とともに渡米しました。1851年の帰国後、鎖国中の日本へ生還した万次郎は幕府から厳しい尋問を受けながらも異国文化を説明し、それをまとめた河田小龍の「漂巽紀略」は、坂本龍馬をはじめとする多くの高知県の偉人が海外を知る教科書となりました。万次郎は1860年に日米修好通商条約の批准書交換の通訳として再びアメリカにわたりますが、その際にミシンやカメラ、辞書を持ち帰ったといわれています。ハワイから生還した際には、数々のアメリカの反物を持ち帰っており、そのなかにはデニム生地もあったと記載されているため、当時の日本(1870年代)に唯一、ミシンとデニムを持つ存在であるとして、幕末150周年の2017年、「ジョン万デニムプロジェクト」が立ち上がりました。

JOHN MUNG DENIM in 1984
“We still use selvedge denim”

始まりは1870年代、日本最初のデニム

ジョン万デニムで作った1870年代のデニムジャケットとジーンズのデザインは、当時万次郎が持ち帰ったミシンで縫い上げるため全てシングルステッチ(本縫い)で作られ、またジャケットも素朴さを感じさせるものでした。
それから100年、ジーンズは成長を遂げ成熟期に入った1980年代、日本に入っていたアメリカ製のジーンズには、まだセルビッチが付いていましたが、1983年頃には工業製品としての生産効率が上がったことでセルビッチは消えてしまいます。そのような「ジーンズ改革期」ともいえる激動のなかでも「JOHN MUNG DENIM」ならば、コツコツと力織機で織ったデニムでジーンズを作っていたでしょう。なぜなら、万次郎がアメリカから持ち帰ったブルーデニムこそジーンズの生地であるという教えが後継者たちにも伝わっていたからです。

「JOHN MUNG DENIM」は、創始者の意向を尊重しながら、工業製品としてのデニムウエアを製造していたと考えられます。ジャケットは「ブラウス」から「Gジャン」へ。ジーンズも「ウエストオーバーオール」から「5ポケット」へと製法も変わりましたが、「ワークウエア」としてのコンセプトは、ぶれることなくそこにありました。
そのようなイメージで藤原裕氏がデザイン、Warehouse&Co.の奥深いヴィンテージへの知見を基に製品化したのが、この「JOHN MUNG DENIM」の新たなセットアップです。
1984年のジーンズファクトリーオープン当時、それはまだ軒先にアメリカから届いたセルビッチ付きジーンズが並ぶ時代でした。それから40周年の節目に当たる今、創業当時の1980年代の時代背景を持ちながら、当時のナショナルジーンズとは一線を画す進化したジョン万デニムが生み出されました。

1980s JOHN MUNG DENIM JACKET

PRICE:¥46,200 tax in
SIZE:36(S),38(M),40(L),42(XL),44(XXL)
※詳細は商品ページにてご確認ください

デニムジャケットがブラウスからGジャンへと進化を遂げる過程の、その変遷の最も特徴的な部分はそのフィット感にあります。それまでのワークウェア然としたシルエットから、ヨーク部分や袖付けの角度、バストからウエストまでの曲線など「Gジャン」としてのフィット感を高めたのです。ジョン万デニムではこの変遷に注目しながら、あくまでもワークウェアとしてあった「Gジャン」のスタイルを残しています。
立体裁断の「サード型」が主流の1980年代にあって、ジョン万デニムはあえてボックスシルエットのツーポケット型を選択しました。初代のジョン万ブラウスのながれを汲むデザインです。フロントヨーク部分は広く、傾斜がついています。デニムはタテ7番、ヨコ7番の13.5オンス。前作よりもややヘビーオンスとなります。
セルビッチデニムのパイオニアともいえるジョン万デニムならではの、クラシックさを残したGジャンとなりました。

1980s JOHN MUNG JEANS

PRICE:¥39,600 tax in
SIZE:30,31,32,33,34,36,38inch
LENGTH:28,30,32
※詳細は商品ページにてご確認ください

パンツのコンセプトもGジャン同様、ズボンがウェストオーバーオールから、5ポケットジーンズへと変遷する過程を踏まえたうえで、ジョン万デニムらしいオーセンティックなスタイルを生み出しています。
ジーンズが生まれてから100年が経った1980年代は、カジュアルファッションの主役がデニムという時代。同時にデニムからセルビッチが消え、「ヴィンテージジーンズ」という棲み分けが終了した時代です。そのようななかでも、ジョン万デニムはパンツは脇割りにセルビッチを使うオーセンティックな5ポケットであり続けています。シルエットは股上がやや浅く、それほどテーパードの強くないストレートですが、初代モデルと比べるとすっきりとフィットします。レングスも3サイズご用意。

BerBerJin 藤原裕氏が語るデザインストーリー

最後のヴィンテージとして、1983年の赤ミミがあります。その時代の5ポケットはスッキリとしていて、オーセンティックなストレートシルエット。当然トップスもタイトなサード型を合わせるところですが、ジョン万デニムならば、最初のモデルからイメージを変えることなく継承しているはずです。そのためある程度ボリュームのあるGジャンをイメージしてWW2時代のモンゴメリーワードのデザインをアレンジしました。ウエアハウスの塩谷さんには、上下で違うメーカーのデザインソースをもとに、縫製仕様の整合性を合わせ、その環境も合わせることで、完全にマッチするものにしていただきました。ジーンズの帯、ジージャンの前立て、手口などがそのポイントです。襟のダブルステッチと背面の全サイズTバックは自分のこだわりです。またGジャンのポケット口に付くセルビッチにも注目してください。

1980s JOHN MUNG DENIM JACKET & JEANS 予約・販売に関して

予約開始:4月27日(土) 10:00 ~

受付・販売店舗:
ジーンズファクトリー卸団地本店:088-861-5100
ジーンズファクトリー徳島店:088-679-1477
ジーンズファクトリーオンラインショップ:https://www.jeansfactory.jp/

販売数:
JOHN MUNG DENIM JACKET:各店舗40点
JOHN MUNG DENIM JEANS:各店舗40点

お届け予定日:
DENIM JACKET [2024年11月上旬予定]
DENIM JEANS [2024年11月上旬予定]

※ご予約に関しては店頭・オンラインショップのみでの受付となります。
お電話でのご予約は承っておりません。
※お一人様(会員情報1つ)につき、ジャケット、パンツそれぞれ各1点のみのご予約とさせていただきます。
オンラインショップ・実店舗含めて重複購入はお控え頂きますようお願い致します。
もし、重複購入が判明した場合は注文をキャンセルさせて頂きます。
※受注生産になります。お支払いはご予約時に頂きます。
※返品・キャンセルはお受けできません。
※会員登録をした上でのご注文をお願い致します。
※ポイント付与の対象外となります。
※限定数量に達し次第、締め切りとなります。
※上限に達しない場合でも、5月6日(月)で受注を停止いたします。(オンラインショップは23:59で停止)
※生産の都合上、お届け時期が前後する場合がございますのでご了承ください。

JOHN MUNG DENIM JACKET
予約ページ
JOHN MUNG DENIM JEANS
予約ページ

各販売店のお問い合わせ先

BerBerJinウェブストア
所在地:東京都渋谷区神宮前3丁目26-11 原宿SHビル
電話番号:03-6459-2340
メールアドレス:info@berberjin.com

WAREHOUSE&CO.各店舗
詳細は特設ページにてご確認ください

土佐清水市観光協会(ジョン万次郎資料館)
所在地:高知県土佐清水市養老303
予約電話番号:0880-82-3155
※ジョン万次郎資料館来館者を優先とさせていただきます。

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