ジーンズソムリエの資格を持つジーンズファクトリースタッフにフォーカスして、ジーンズソムリエならではの知識と、ジーンズにまつわるエピソードやお気に入りのジーンズを紹介していく連載企画「MY BEST JEANS」の3回目。
今回はジーンズファクトリー土佐道路店(高知)にて、入社約(?)15年の野村真也さんにお話を聞きました。
(野村)「ジーンズファクトリー土佐道路店の野村真也です。入社はたぶん15年目くらい(笑)、出身は高知県です。高知・岡山・広島と9回ほど転勤・店舗の異動をしていますが、現在の土佐道路店はもう少しで2年経ちます。趣味はサーフィンで毎週のように行ってます。地元高知で好きなファッションに携わりながらサーフィンも出来るのが嬉しいですね。小学校5年生と保育園の年長組の2人の子供(男の子)がいて楽しい毎日を送っています。
入社15年ということもあり、昔からお付き合いのあるお客様が沢山いらっしゃいます。また遠くからわざわざ来てくださる方もいます。先ほど趣味がサーフィンだと言いましたが、休みの日に海でお客様とお会いする機会もあります。そのようにお付き合いできることを本当に感謝していますし、これからも大切にしていきたいと思っています。」
(野村)「何といっても今日履いているVANSのAnaheim Factory CollectionのAUTHENTIC。VANSは本当に大好きで見たら思わず買ってしまうほどです。相当集めていて数えきれないくらいなんで、履いていないのも多いですね。でも見ると買わずにはいられない…。
Needlesのトラックパンツは今シーズン新色のブラウン。ジーンズソムリエですけどジャージもよく着ています。歳をとってくるとジャージって楽なんですよ。
あとアクセサリーのインディアンジュエリーは毎日つけています。Tシャツは僕好みのJACKSON MATISSE。VANSもそうなんですがアメカジ大好きです。」
(野村)「昨年(2017年)取得しました。ジーンズの加工を見るとどんな工程で作られているのか、その種類などをお客様により詳しくご案内できるようになり取得して良かったと思っています。
年配の方からは綺麗なジーンズより何故破れているほうが高いのか? とよく聞かれますが、人が手間をかけて一つ一つ加工していることや工程をご説明すると笑いながら『それはそうやね』と言ってくださいます。 」
以前はブーツを履く方も多く、『かかとで裾を踏むぐらい長くして』のリクエストがあったのですが今はほとんどありません。10年前に比べると短めをご希望される方が多く、今はかかとから1センチ~1.5センチ上で裾上げされる方が多いですね。
一番大事なのはジーンズをきちんとはいた状態で裾の長さを確認することです。男性のお客様だと、ベルトをする位置は必ず確認します。そうでなければお客様がお買い上げになった後、ご自宅で楽しみにしながらその新しいジーンズをはいた時に『短かった』『長すぎた』という残念な事になってしまいます。お客様をがっかりさせないため、最後の裾上げは一番神経を使います。」
将来息子がはいてくれないかな、と思っていますが『ボロボロ、穴空いてるし!』と言われているので難しいかもしれません…。
アメカジ好きなのでMADE IN USAのLEVI'S、LEE、Wranglerなどの古着のジーンズも昔はよく買っていました。今でも気分転換にはく僕のお気に入りのアイテムです。」
国産のジーンズが誕生し、約50数年。目まぐるしく変化するマーケットの中で、流行に左右されず、長く愛着をもって着用できるアイテムである"ジーンズ"。「ジーンズソムリエ資格認定制度」は、ジーンズに関する深い知識を有し、その魅力や価値を正しく伝えられるプロフェッショナルな人材、ジーンズ選びのアドバイザーを育成する目的に2013年、岡山・倉敷にて設立されました。
ジーンズファクトリー各店舗にはジーンズソムリエ資格を持ったスタッフ(男女)がおります。お困りごとがございましたらお気軽にご相談くださいませ。